【2025年最新版】台風リスクに強いのはどっち?戸建てより“マンション投資”をすすめる理由

台風が“年1イベント”じゃなくなった時代の投資戦略

地球温暖化の影響もあり、近年は「スーパー台風」や「線状降水帯」など、今までの常識が通用しない規模の自然災害が日本各地で起きています。とくに、夏から秋にかけての“台風シーズン”は、もはや年中行事ではなく「毎年リスクが迫ってくる経済災害」とも言えるでしょう。

そんななか、不動産投資家にとって避けて通れないのが「どんな物件を持つか」の選択。つまり、“構造・立地・管理”を見誤れば、収益どころか損失と修繕の泥沼にハマる可能性があるということです。

どらやき
どらやき

自然災害って“年1回のニュース”じゃなくて、“年1回の出費イベント”になる可能性がある。だから、不動産を持つなら“強さ”を見ないとダメなんですよね。


台風直撃でわかる“戸建て”の構造的弱点

台風でまず被害を受けるのは、構造的に“むき出し”になっている部分です。戸建ての場合、屋根・外壁・窓・門扉・庭など、雨風に直接さらされる場所が多く、被害の入り口が多い。

屋根瓦が飛ばされる、外壁が剥がれる、雨漏りでクロスが染みになる、排水管から逆流する、電線が垂れる…。こうしたダメージは「保険で直せばいい」と思いがちですが、実際はそう簡単ではありません。

保険の適用範囲は限定的ですし、築年数が古い物件だと「経年劣化」で対象外になることもあります。修繕費は軽く100万単位になることもあり、年に1回台風が来れば、それだけで収支が狂います。

どらやき
どらやき

以前、九州でアパートを持っていた際、向こうは台風が多くて、その都度ニュースを見て冷や冷やしてました笑


マンションは“災害耐性”というインフラを備えている

一方で、マンションは最初から“災害を前提に設計された箱”です。RC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)構造であれば、風速30メートル級の台風でもびくともしません。

屋根・外壁・共用部といった“被害を受けやすい部分”はすべて管理組合の共有物です。つまり、たとえ雨漏りや屋上の破損が起きても、それはあなた個人の費用負担ではなく、「管理組合が保険と修繕積立金で対応してくれる」わけです。

これはつまり、台風リスクを“マンション全体で分散”しているということ。マンションは「一人じゃない」からこそ、災害への耐性も高くなるのです。

どらやき
どらやき

知人が持ってるマンションで台風のあとに外壁が一部崩れたことがあるんですけど、全部管理組合が対応してくれて、やることとしては“報告書を見ただけ”でした(笑)。これ、戸建てだったら自分で手配しなければいけないので、軽くパニックですよ。


被害を“見えないまま抱える戸建て”、被害が“即時共有されるマンション”

戸建てで怖いのは、“気づかない被害”が多いことです。雨漏りも、屋根裏の染みも、腐った木材も、「誰も住んでないから見に行かない」=気づいたときには手遅れというリスクがあります。

ちなみに戸建ても管理会社に委託していれば、週一で見回りとかしてくれますが、基本的には入居者からの報告とない限りは気づかないこともありますので、安心はできません。

一方、マンションは共用部の点検が定期的に行われており、異常があれば「共用掲示板」や「管理会社経由」でオーナーにもすぐ連絡が来ます。つまり、被害を“可視化して対応できる仕組み”が初めから備わっているのです。

さらに、高層階であれば床下浸水のリスクもゼロ。台風で冠水しても、1階の駐車場が使えなくなる程度で済むことが多い。

どらやき
どらやき

管理会社がしっかりしてるマンションだと、災害対応マニュアルも整ってて、避難経路の掲示や非常用備蓄の点検までやってる。こういう“見えない安心”って大事だと思います。


火災保険料・修繕コストにも差が出る「構造と共有」のチカラ

保険料の観点でも、戸建てよりマンションが有利です。

戸建て(とくに木造)は、保険会社にとって「リスクが高い資産」として評価されるため、火災保険や風災補償の保険料が高く設定されがちです。加えて、認定がおりなければ修繕費は100%自己負担。しっかりとした調査会社に頼んで、見積もりを取ってもらって火災保険会社に申請をしましょう。

対してマンションはRC/SRCであれば保険料が格段に安く、建物の大規模修繕も管理組合が積立をしているため、突発的な支出が発生しにくい。これは、“リスクコントロールができる投資”という最大の強みです。

どらやき
どらやき

戸建ては、“何かあったらすぐ自腹”っていう緊張感がある。私は実際、幸いにも火災保険がおりて外壁修理などをしたことがあります。ですがやはりマンションの方が安心感は大きいですね。“何かあってもみんなで負担”って安心感があるんですよね。投資先としては、やっぱりマンションが楽。


まとめ:「被害に強い不動産=資産性が落ちにくい不動産」

不動産は持っているだけで資産になるわけではありません。
むしろ、災害で資産価値が一気に毀損することもあり得るのが、今の日本です。

だからこそ、“災害が来る前提”で投資対象を選ぶ必要があります。構造、立地、管理、そして保険。このすべてにおいて、マンションは台風に強い投資先であり、長期的な資産として持ちやすい物件なのです。

災害時、不動産は「物理的ダメージ」と「市場からの評価ダウン」という二重の下落を受けます。

  1. 物理的な損傷
     → 修繕費・入居停止・賃料減少など、直接的な収益ダウン。
  2. レピュテーション(評判)リスク
     → 「あのエリア、水害出たよね?」「あのマンション、崩れたらしいよ」
     と噂されることで、買い手・借り手が減少=市場価格も落ちる

つまり、被害を受けること自体が「その物件に“ダメージ付きのレッテル”を貼る行為」になるのです。

以下のような特徴を持つ不動産は、長期的に資産性を保ちやすいです:

  • 高台・ハザードマップの安全地帯にある
  • RC造またはSRC造で、台風や地震に強い
  • 管理体制がしっかりしており、定期点検・修繕が継続している
  • 災害時にすぐ対応できる管理会社がついている

こうした物件は、災害時にも入居率が落ちにくく、売却時の評価も安定しています。
つまり、“信頼され続ける不動産”として、数字以上の資産価値を持ち続けるということです。

どらやき
どらやき

“どのエリアが伸びるか”よりも、“どんな災害でも崩れないか”をまず考えるのが、これからの不動産投資だと思ってます。

それでは最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

すてきな不動産ライフをお過ごしください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です